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Now Foods アルニカ&MSM&グルコサミン 鎮痛ローション ~肩こり、首こりなどの慢性的な痛みに~
今回、ご紹介する商品はNow Foodsの「グルコサミン&MSM&アルニカ リポソームローション」です。簡単なブランドのご紹介から始めたいと思います。Now Foodsは1940年代に前身となる会社が設立され、シカゴの小さな自然食品の会社から今ではサプリプリメント専業メーカーとしては世界でも有数の規模を誇るまでに成長した総合サプリメントメーカーです。Now Foodsといえばサプリメントの印象が強いですが、iHerbではサプリメント以外のカテゴリ(食品、美容、スポーツなど)にもほぼ全て製品を展開しています。今回ご紹介する製品もNow Foodsの一般的なイメージからいいますと、少し意外に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
Now Foods, Glucosamine, MSM & Arnica, Liposome Lotion, 8 fl oz (237 ml) 9.55ドル
製品概要
簡単に言うとこの商品は鎮痛クリームです。鎮痛クリームは国内でも多種多様な製品が販売されていますが、国内の製品が化学的な抗炎症成分を採用しているのに対して、この製品は自然由来のハーブを採用していることが特徴です。細かく見ていきますと、3つの主成分から構成されています。まずグルコサミンです。グルコサミンは動物の骨に含まれるアミノ糖で軟骨の形成を助け、関節炎を緩和する効果があると考えられています。次にMSMです。正式には”メチルスルフォニルメタン”と言って、自然界に広く存在する有機硫黄化合物の一種です。こちらも抗炎症効果と同時に他の成分(今回はグルコサミン)と一緒に摂取することによって効果をより促進するブースターとしての機能も持ち合わせていると考えられています。これら2つはコンドロイチンとあわせて配合された経口摂取タイプのサプリメントが多方面から販売されているのでよく知られている成分です。最初見た時はグルコサミンとMSMを肌に直接塗って効果があるのだろうか?と不思議に思いましたが、商品説明をよく見るとリポソーム(成分を肌から浸透させる造薬技術)を採用していると書いていました。最後に抗炎症成分として採用されているアルニカです。アルニカはヨーロッパで多く見られるキク科の多年草で、筋肉痛、打撲、捻挫などの治療に古くから用いられてきた民間薬でした。そして、現代になった今でもアルニカを主成分とする多数の製品が欧米では流通しています。
購入までの経緯
職業柄、一日中パソコンのモニターを凝視していることから来る眼精疲労、これに伴う首こり・肩こりが酷く、あれこれ試してみましたが、良くなりませんでした。ジクロフェナク、フェルビナクなどの強力な鎮痛薬は確かに効果があるのですが、結局、使わなくなるとまた元の症状に戻るということを繰り返してきました。さすがにジクロフェナクなどを継続的に使用するのは何らかの副作用が怖いので、マッサージ器や低周波治療器などでやり過ごしてきていたという状況です。そこで、塗り薬で副作用の心配が少なく、継続的に利用できるものがないかとiHerbを探していた時に見つけたのがこちらの商品になります。
使用レビュー
まず最初に感じたのは”でかい”ということです(笑)237mlとありますが、実際に測ってみるとチューブの重量込みで275グラムでした。国内ですと鎮痛クリームで大きめのパッケージで大体60グラム程度だと思いますが、この大きめのパッケージと比べても4倍以上のボリュームと言うことになります。これでわずか1000円程度ですから、一概には比較できないものの素晴らしいコストパフォーマンスと言ってよいかと思います。さて商品が到着してから、早速、首・肩の痛みが気になる部分に寝る前に塗り始めました。クリームは乳白色で、ボディクリームに近いですが、それよりもやや粘り気のあるテクスチャーです。思ったよりも肌につけた後の伸びが良く、コスパがさらに良くなるということに気が付いて嬉しくなります。塗った直後は少しべたっとしていますが、すぐサラサラになるので大きな問題ではないと思います。塗り続けて何日か経ちましたが、結果として、明らかに首・肩のコリは楽になりました。完全には解消しませんし、塗らなくなると元に戻るというのは国内製品と同じですが、過剰な成分が入っていなくて安心できること、さらにはコストパフォーマンスが抜群に良いので、塗り続けてもお財布に優しいのも大きなメリットだと感じました。
評価
肩こり、首こりが完全になくなるというにはほど遠い状況ですが、一定の効果があること、また、抜群にコストパフォーマンスが良いこと、安全性が高く継続利用してもトラブルがないことを評価して、5段階中2番目の3つ星の評価としたいと思います。
効果について
これまで肯定的な評価ばかり書いてきましたが、少しネガティブな情報も記載しておきたいと思います。それは深刻な痛みにはあまり効果が無い可能性が高いということです。(少なくとも私には効果がありませんでした)今は完治しましたが、かなり程度の重い腰痛に悩まされていた時期があり、ひょっとしてとこちらの商品を付けてみましたが、焼け石に水の状態でほとんど効果を感じることは出来ませんでした。あとは不注意で作ってしまった打ち身などにも塗ってみましたが、こちらはもっと効果が無かったというのが実態です。ですので、管理人の場合はもっぱら首こり、肩こり対策に使用して、あとはボディクリーム代わりにもなるので、冬場は顔以外の乾燥しやすい部分などにも付けています(笑)ただ、iHerbのレビューを見てみると深刻な痛みにも劇的な効果があったという国内ユーザの方のご意見が上がっていますので、個人差がある可能性は大いにあります。
副作用について
この記事を書いたのは2017年の7月ですが、実はざっと6~7年は使っています。これまでに少なくとも20本以上使用していますが、管理人の場合は副作用を感じたことはありません。
使い勝手について
使い勝手については普通の鎮痛クリームと特に変わった点はありません。国内の製品に比べると少しベタッとしていますが、暫くするとサラッとしてきます。一つ注意することがあるとすると、この商品をつけた状態で湯船に入るとベタベタ感がありますので、先に軽くシャワーを浴びて落としておくことをお勧めします。こう書いていますが、管理人の場合は夜寝る前につけることが多いので、翌日の夜に湯船に浸かるときには忘れてしまってることが多いです・・・
コストについて
レビューの中でも書きましたが、国内製品の数倍のサイズで価格はわずか1000円程度とコストパフォーマンスは抜群に良いです。
結論
ここまで細かく解説してきましたが、最後に結論を書いて締めたいと思います。鎮痛クリームとして万能ではありませんが、首こり・肩こりなどの軽度な痛みに対する効果、コストパフォーマンス、安全性など非常にバランスが良い製品だと思います。手頃な価格で購入できますので、管理人と同じような症状にお悩みの方には是非一度お試しいただきたい商品となります。
今回のレビュー記事はここまでで終了です。お読みいただきありがとうございました。今後、本製品を利用していく中で新たに気が付いたことがありましたら、この記事を更新する形式を取らさせていただきますので、ご興味をお持ちの方は暫くしてから再訪していただけると嬉しく思います。よろしくお願いいたします。